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安倍総理の名誉毀損裁判:「平和の絵本で-和を地球へ」活動日誌

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安倍総理の名誉毀損裁判


昨日は、思うところがあって、裁判の傍聴へ行ってきた。

平和の絵本の活動として行ったわけではなく、むしろ個人的な興味で傍聴したもの。活動日誌の趣旨からはやや離れるかも知れないが、読者の方の中にはご関心がある方もいると思うので、ご参考までに書いておきたい。

東京地方裁判所の103号法廷。あの麻原の裁判が行われた、東京地方裁判所で一番大きい、大法廷だ。

みなさんはご存知だろうか。
安倍総理(の秘書)が、朝日新聞と、朝日新聞の山田厚史氏を名誉毀損で訴えていることを。
まだ主要メディアでは、ほとんど報道されておらず、知っている人はそれほど多くはない。
しかしながら、一国の総理(の秘書)が、一新聞記者を訴訟しているわけで、その意味するところは決して小さくはない。
さらに、これには、日興コーディアル証券の上場廃止撤回の話も絡んでおり、一歩間違えれば、政財界を揺るがすような話から発展してきたもの。つまり、ニュースバリューはかなりのものだ。

まだメディアはあまり報道してはいないが、どこかでワッと噴出す可能性は、おそらく高い。実際、傍聴席の僕の近くでは、仙台の地方新聞の記者の方が座って取材していた。

この裁判は、しかしながら、どうも分からない。(⇒裁判の内容・詳細は、こちらをご参照ください。)

僕の最大の疑問は、安倍総理は、なぜこの裁判を起こしたのだろう? ということ。

もし、「朝日新聞が気にいらなくて、お灸をすえたい」という動機で、訴えたというのなら、(賛成するかどうかは別として)それはそれで理解できる。安倍総理の立場で、朝日新聞を気にいらないということは、(実際のところは分からないが)想像することは難しくない。
例えば、もし、安倍総理が朝日新聞のせいで、国民が判断を誤ると判断されたなら、そして、安倍総理が日本を愛しているなら、お灸をすえたいとお考えになるのは自然なことだろう。(朝日新聞のせいで、国民が国を誤ると、僕が主張しているのではありません。あくまでも仮の話です)

しかしながら、もしそうだとすると、まったく理解できないことがある。

というのも、安倍総理側が、この裁判に勝つとは、僕にはどうしても思えないのだ。(これは僕の個人的な判断。この判断の妥当性については、読者の方がご自分で判断ください)

もし、裁判に勝つ見込みが0なら、当然のことながら、お灸をすえることには、まったくならない。

いや、それでも少しはお灸の効果は、あるかも知れない。
裁判で訴えれば、それだけで、被告側は裁判費用がかかる。精神的なストレスもあって辛さを感じることになるのかも知れない。つまりは、裁判で勝つ見込みがなくても、訴えてやればそれだけで、嫌がらせぐらいには、なるかも知れない。

実はそう思って裁判を傍聴し、その後の支援者の会合も覗いてみたのだ。しかしながらその結果、上記の可能性(被告側が辛い思いをしているという可能性)は、ほとんどないという印象を持ってしまった。
どういうことかというと、朝日新聞側(被告側)は、なんとも明るいのだ。

支援者の会という性格のせいかも知れないが、皆さん、意気軒昂で、とにかく明るい。裁判の勝利を、朝日新聞も山田氏も、その支援者も、弁護士も、すでに確信しているかのようで、少なくても現時点では、まるっきりお灸をすえたことになっていない。

実際、僕の目にもこの裁判で朝日側に負ける可能性があるとは思えず、カラ元気だとはどうしても思えなかったのだ。

さてさてこうなると、なぜ、勝ち目がない裁判を起こしたのか、阿部総理側の動機が見えて来ないのだ。一国の総理の秘書たちが連名で起こした裁判だ。そこにはよほどの動機・目的があるのに、違いない。むろん、この日本の国益に直結するような。

さらに、考えてみる。

もしかしたら、これは日興がらみの、政治と金を巡るスキャンダルの可能性があって、阿部さんの一番の弱点、いわばトラの尾を、朝日が踏んでしまったのか、ということ。
日興証券の上場廃止撤回について、もしこれ以上、とやかくいったら許さないぞ、という脅しとしての訴訟の可能性だ。(大日本国の総理が、そんな脅しをするなんて、そもそも考えにくいことなのだけれど・・・)
実際、支援者の会では、こうしたニュアンスの話も聞かれた。

しかしながら、この考え方にも、相当な無理がある。

というのも、日興と安倍総理の関係について、「これから出来る限り追及するぞ!」とゲストスピーカーの方々等、闘志を燃やしていらっしゃったからだ。
会に参加された民主党の参議院議員さんは、国政調査権を駆使して、この問題に迫りたい、とまで、おっしゃっている。
脅しどころか、むしろ、火に油を注いでしまっているかのように見えるのだ。

つまり、お灸をすえたことにもならず、脅しにもなっていない・・・

もし、僕が安倍総理の立場で、なんらかの理由で、マスメディアにお灸をすえようと思ったなら、ここぞというチャンスを捕まえて、絶対に負けない裁判を起こすと思う。
そうじゃなければ、恥をかくだけだからだ。(ま、「恥」というのも主観的なもので、何を恥と感じるかには、個人差が大きいでしょうが・・・)

実際、支援者の会は、大変になごやかで、明るく、笑い声が絶えず、みなさん、楽しくて仕方が無いといった風情。
まるで阿部総理側が恥をかくのが、嬉しくて仕方が無い、とでもいうように。(そうだ、と主張しているのではありません。念のため)

じゃ、何でこんな勝ち目の無い裁判を安倍総理側が起こしたのか? 

それがさっぱり見えないのだ。

むろん、安倍総理側が僕の予想に反して、あっと驚くような証拠を出すなりして、裁判に勝てば、話は別だ。さすがは、安倍総理ということになる。


万一そうでなければ、朝日陣営を元気付けただけで、さらには、火に油を注いだだけで、終わってしまうことになるだろう。
朝日新聞側の人々が、万一意地悪な人たちだったら、大笑いをして、それこそ手を叩いて、大喜びするのかも???

もしそうなったなら、・・・むろん、わざわざ恥をかくという、安倍総理側の動機がまったく見えなくなるのだけれど、それ以上に、・・・う~~ん、(これは個人的な感想・感傷だが)阿部さん、大変にお気の毒だ。

次回の裁判は、10月12日、13時半、東京地裁、103号法廷とのことで、安倍総理側の反論が予定されている。
果たしてあっと驚くような反論が出てくるのかどうか。・・・ご関心がある向きは、傍聴されてみてはいかがだろうか。

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コメント

多謝

山田厚史さんを支援するチームAAA事務局のものです。傍聴記と感想、ありがとうございました。皆さんの熱暑の中のご参加は感謝、感謝です。安倍さんに対する分析、一つ一つ納得しながら読みました。被告や事務方が明るいのは、もともとの性格で、ひょっとして事態の深刻さが分かっていないのかもしれません。10月の裁判と講演会も是非いらしてください。ではでは。
  1. 2007/08/15(水) 07:07:44 |
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  3. 二木啓孝 #-
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