私ども平和の絵本の、日々の活動日誌です。

2016年07月:「平和の絵本で-和を地球へ」活動日誌

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私どもの平和と癒しの運動の、日々の活動日誌です。

恐怖と錯覚; 平和の絵本のテーマ


ワードで200ページを超える、新しい絵本のアイデア集。
もちろん、そのすべてを絵本にすることは、一生かけても出来ない。ではどのアイデアを絵本にまで、育てるのか?
・・・そんなことから、平和の絵本のテーマについて、改めて考えている。

僕が打ち破りたいのは、まずは4,000年の歴史を持つ善悪の錯覚。 それから2,000年の歴史を持つであろう、愛の錯覚。長い時間をかけて育ってきた錯覚は、様々な擬態を持つ。その擬態を打ち破るためには、まだまだ絵本の本数が少なすぎるだろう。 もっともっと、ここは増やす必要があるだろう。

そして、これらの錯覚の背景には、「恐怖と錯覚で、人間をコントロールしなけれないけない」という思い込み。そして、その前提としての人間への根深い不信。 こうした思考パターンそのもの・人間への不信を変えたい。

恐怖から出てくるテーマとしては、宗教的な話では地獄、神の呪い、悪魔、善悪、死など。 人間社会では、刑罰。罰。飢え。ホームレスなど。 お金、経済も絡むのかなあ?

信頼回復というテーマからは、歪みの無い自然な心を描くこと。 社会的な存在としての人間、適者生存といった学問的なアプローチもあるのかもしれない。人為的にゆがめる必要などないということ。

平和の絵本で目指しているものを一言で表現すると、次のようになるのかな。

●恐怖と錯覚で人為的にコントロール ➡素直な、けれどより深く広い現実認識と、自然な感情、自発的な行動

新しい絵本を書いていくに当たっては、この目標を念頭に置きながら、それに沿って進めていく必要があるのだと思う。

  1. 2016/07/29(金) 12:46:11|
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モグラ叩きに非ず


基地問題、利権、冤罪、原発、テロ、戦争、ダブルスタンダード、差別、売国、拉致、ミサイル、医療、TPP、憲法、まかり通る嘘・・・

日々、腹が立つニュースが多いのだが、自分に言い聞かせていることがある。
自戒の念を込めて、ちょっと書いてみよう。

日々のニュースは、それがどれほど重要なものであっても、そのほとんどは「結果」なのだ。 我々は毎日毎日、様々な「結果」を見ている。そして、ああ大変だ、とアタフタしている。

ひどい! これは危ない! なんとかしないと! こんなことが許されるのか!?

毎日、毎日、あたかもモグラ叩きのモグラのように、深刻な問題が顔を出し続ける。 
・・・そう、これはモグラ叩き。

モグラ叩きも、もちろんとても重要だ。 今、目の前にある深刻な問題に対処しないと、自分の身が持たなくなる。誰かが死ぬ。国が亡ぶ。

とはいえ、僕の仕事/平和の絵本は、 「結果」には無い。根本的な原因に働きかけることにこそある。
今の非常事態/結果つまり、次々顔を出すモグラへの対応は、大変恐縮だが、基本、他の方々にお任せしよう。それは僕の得意とするところではない。僕がデモに行っても、さほど役に立たない。独自のニュースソースを持っているわけでもない。僕が政治家になる芽も興味も無い。

誠に申し訳ないが、モグラ叩きには、極力時間を使わない。 僕は僕を違う時間の流れの中に置く。 
4,000年の善悪の錯覚、2,000年の愛の錯覚に光をあて、人類凶暴化の流れを逆転させて、数百年後の地球を変える。そのことにこそ、集中していく。

以上、自戒の念を込めてブログに記す。







  1. 2016/07/23(土) 11:08:27|
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親米と保守;天皇陛下の生前退位のニュースに接して


天皇陛下が生前退位を希望されているというNHKのニュースが国内外に流れた。

報道が錯綜し実際のところは分からないが、もしかするとこのニュースは戦後70年間の方向性を大きく変える可能性を含むものなのかもしれない。絵本「日本独立の選択」とも関連することなので、思うところを書いてみたい。

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大東亜戦争で、米国と激しく戦った日本は戦後一転、米国の味方となった。
とりわけ、右翼・愛国系・保守は親米となった。「親米保守」という言葉が示す通りだ。しかしながら米国を基準に考えると、そこには明らかな矛盾が存在する。

つまり現代日本の保守は親米でありながら、米国を敵とした大東亜戦争を肯定し、米国と戦った兵士を祭る靖国神社に参拝する。米国が大戦の前後で変身したというのなら別だが、実際には日本への謝罪も反省も存在しない。つまり、敵であった米国は何も変わってはいない。

反米の大日本帝国を礼賛する親米保守。いったいこれは、何なのだろう?

この疑問への答えは、昭和天皇の終戦の詔勅に存在すると僕は考えている。関連箇所を引用する。(引用先:http://homepage1.nifty.com/tukahara/manshu/syusensyousyo.htm)


惟フニ今後帝國ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス
爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル
然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ萬世ノ爲ニ太平ヲ開カムト欲ス

[口語訳]
考えれば、今後日本国の受けるべき苦難はきっと並大抵のことではなかろう。あなたがた国民の本心も私はよく理解している。
しかしながら、私は時の巡り合せに逆らわず、堪えがたくまた忍びがたい思いを乗り越えて、未来永劫のために平和な世界を切り開こうと思うのである。

若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ亂リ爲ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム

[口語訳]
もしだれかが感情の高ぶりからむやみやたらに事件を起したり、あるいは仲間を陥れたりして互いに時勢の成り行きを混乱させ、
そのために進むべき正しい道を誤って世界の国々から信頼を失うようなことは、私が最も強く警戒するところである。



上記の天皇陛下の命令は「何があっても必死に我慢しろ。米国に逆らうな。テロ、内乱を起こすな」と解釈できないだろうか?

だからこそ最も保守、右翼、愛国系の人々こそが親米へと変身した。
そして戦後一貫して、日米同盟の強化(または対米従属)へと突き進んだ。米国のポチと揶揄する人もいるほどに、だ。

「親米でありながら米国を敵とした大東亜戦争を肯定する」という親米保守の矛盾は、終戦の詔勅によって全く矛盾しないものとなる。それはただ単に、天皇の命令で米国と戦争をし、天皇の命令で親米となった、というだけなのだから。

・・・そして70年が経過した。

安倍政権は集団的自衛権に関する法制を整備し(成立への疑義もあるようだが)、改憲を目指している。ここにもむろん米国の意志が存在する。それを米国への隷属という方もいるだろう。

日本を戦争が出来る普通の国として、日米同盟を深化させるという安倍政権の方向性は、親米であり保守であるという戦後日本の一貫した方針に沿ったものだ。

ところが突然そこに、天皇陛下が生前退位を希望されているというニュースが飛び込んできた。
観測記事の中には、安倍政権の改憲に、天皇陛下が身を挺して抵抗されたのでは、というものもある。

聞くところによれば、天皇陛下の退位(譲位)は皇室典範の規定が無く、退位を実現するためには皇室典範の改定が必要となるそうだ。しかしながら、皇室典範の改正は容易なことではない。

そこには課題が山積している。生前退位を行なえば、現状では皇太子が存在しなくなってしまう。女流天皇をどうするのかという問題もある。宮家の復活はどうするのか。退位をした天皇陛下の処遇はどうするのか。自民党の改憲案では、天皇の位置づけも現行憲法とは変わっており、皇室典範と憲法との間の調整はどうするのかという問題も存在するだろう。

つまり、実際問題として、天皇陛下の生前退位のご希望は、安倍政権下での改憲を難しくする効果が存在すると考えられる。
しかしながら安倍政権の改憲は、米国の希望に沿ったものでは無かったか? つまり、米国に逆らうなという昭和天皇の命令の延長上に存在しているはずのものだったのだ。

もし今回、天皇陛下に「安倍政権の改憲を難しくする」というご意志が本当にあるのだとしたら、それは天皇が臣民(つまり日本人)への命令を70年ぶりに変更したこととなる。「忍び難きを忍び、米国に逆らうな」という命令に代わって、新しく「時には米国に逆らいなさい」という命令が発せられたこととなる。

これは親米保守にとって、その存立基盤そのものに関わる大事件ではないだろうか。
つまり、親米保守の方々は、米国と天皇陛下の意志が異なる場合、米国を優先するのか、それとも天皇を優先するのか、ということだ。

いうまでもなく、武力、政治力、経済力など、目に見える権力を持っているのは、米国に他ならない。在日米軍基地は首都圏を囲むように存在し、表だって抵抗すれば命にまでかかわるかも知れない。

一方で、天皇には、武力も政治力も経済力もない。
70年間というのは、決して短い時間ではない。戦後生まれの日本人が大多数を占めている。政治的な権能は日本国憲法で否定され不敬罪も存在しない。天皇陛下に臣民に命令を下す法的な根拠は無い。
天皇が持っているのは、日本の長き伝統であり(今年は皇紀2676年)、国民との信頼関係でしかない。つまりそこにあるのは、「日本」でしかない。

もしこれが70年ぶりの命令の変更だとしたなら、いったいどうなるのだろう?
日本人は、何を選択するのだろう?



参考;
絵本の論文「日本独立の選択」
japan.jpg























  1. 2016/07/18(月) 13:32:14|
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